iPhoneの有線イヤホンを洗濯してしまったときの乾かし方

Apple EarPods イヤホン・ヘッドホン
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ポケットに入れたままのイヤホンが、洗濯機の中から出てきた。iPhoneにつないで確かめたくなりますが、少しだけ待ってください。

有線イヤホンは、乾かし方さえ間違えなければ音が戻ることがあります。

反対に、濡れたままiPhoneに挿すと、イヤホンもiPhoneも傷めるおそれがあります。

洗濯機から出した直後にやること、何日乾かせばいいか、乾かしても直らないときの見分け方を順番に書いていきます。

洗濯してしまったiPhoneの有線イヤホンはまだ使える?

Apple EarPods Lightningコネクタ

断線していなければ、しっかり乾かすと音が戻ることがあります。

有線イヤホンはバッテリーが入っていないぶん、ワイヤレスイヤホンより水に強いです。

洗濯したあとでも、数日乾かしたら普通に聞けたという声はよくあります。

ただし、iPhone用の有線イヤホンは、つなぐ端子によって中身が違います。

  • 3.5mmのプラグのものは、中はほぼ線とスピーカーだけ
  • LightningやUSB-Cのものは、プラグの中に音を変換する小さな部品が入っている

LightningやUSB-Cのイヤホンは、プラグの中に電気で動く部品があります。

濡れたままiPhoneに挿すと、その部品に電気が流れて壊れることがあります。

LightningやUSB-Cの有線イヤホンを使っている人は、とくに乾かす時間を長めにとってください。

洗濯機の脱水で線が強く引っぱられると、中で線が切れることもあります。

この場合はいくら乾かしても音は戻らないので、あとで書く見分け方で確かめてください。

洗濯機から出した有線イヤホンはまずiPhoneにつながない

まずはiPhoneにつながず、水気を拭いてプラグを下に向けておくことです。

次の4つを順番にやってください。

ステップ1 iPhoneやパソコンにつながない

音が出るか確かめたくなりますが、ここはがまんです。

中に水が残ったまま電気を流すのが、いちばん壊れやすいパターンです。

ステップ2 乾いたタオルで表面の水を吸い取る

イヤホン本体、線、リモコン、プラグの順に、タオルを押し当てて水を吸わせます。

強くこすると、スピーカーの網の奥に水を押しこむことがあるので、軽く押さえるだけでOKです。

ステップ3 プラグとイヤホンを下に向けて軽く振る

プラグの先を下にして、手のひらに軽くトントンと当てます。

イヤホン本体も、音の出る穴を下にして同じようにします。

ステップ4 リモコンのボタンは押さない

音量ボタンを何度も押すと、すき間から中に水が入りやすくなります。

動くかどうかは、乾いてから確かめれば十分です。

洗剤の泡が付いているときも、水で洗い流すのはやめておきましょう。ぬらしたタオルを固くしぼって、表面を拭くくらいにとどめてください。

洗濯した有線イヤホンの乾かし方は?何日待てばいい?

Apple EarPods USB-C

風通しのいい日陰で、最低でも丸2日、できれば3日ほど乾かします。

表面が乾いて見えても、プラグの奥やリモコンの中には水が残っています。

1日で試すと、まだ中が湿っていることが多いです。

早く乾かしたいなら、お菓子や海苔の袋に入っている乾燥剤を使う方法があります。

  1. チャック付きの袋か、ふたの閉まる容器を用意する
  2. 乾燥剤を2〜3個入れる
  3. イヤホンを入れて口を閉じる
  4. そのまま2〜3日あけずに置いておく

乾燥剤が無ければ、乾いたタオルの上に置いて、風通しのいい部屋で自然に乾かすだけでも大丈夫です。

線は丸めずに広げておくと、リモコンの中まで乾きやすくなります。

お米の中に入れて乾かす方法もよく聞きますが、おすすめしません。Appleは、iPhoneを米の袋に入れるとお米の細かい粉で傷むことがあると案内しています。イヤホンのプラグや網の穴も細かいので、同じように粉が入るおそれがあります。

洗濯した有線イヤホンにドライヤーと生乾きの接続はNG

熱で急いで乾かすことと、乾く前にiPhoneへつなぐことの2つは避けてください。

早く使いたいときほどやりがちなので、表にしておきます。

やってはいけないこと どうなるか
ドライヤーの温風をあてる 熱でプラスチックや中の部品が変形する
衣類乾燥機にもう一度入れる 熱と回転で線が切れやすくなる
直射日光の当たる窓辺に置く 中の温度が上がり、外側も傷む
濡れたままiPhoneに挿す プラグの中の部品やiPhoneの端子が傷む
綿棒をプラグや端子に入れる 綿くずが残り、つながりにくくなる

ドライヤーの冷風なら熱の心配はありませんが、強い風で水を奥に押しこむことがあります。

使うなら少し離して、短い時間にとどめましょう。

iPhoneで液体の警告が出たら30分以上置いて挿し直す

すぐにイヤホンを抜いて、iPhoneもイヤホンも30分以上置いてから挿し直します。

iPhone XS、iPhone XR以降の機種は、LightningやUSB-Cの端子に水が入っていると、画面に液体を検出したという警告を出します。

洗濯したイヤホンのプラグが湿っていると、この警告が出ることがあります。

Appleが案内している対処は次のとおりです。

  1. イヤホンを抜く
  2. iPhoneの端子を下に向けて、手のひらに軽く当てて水を出す
  3. 風通しのいい場所に置いて、30分以上たってから挿し直す
  4. また警告が出たら、丸1日置いて乾かす

Appleによると、完全に乾くまで最長で24時間かかることがあります。

警告が何度も出るなら、iPhoneではなくイヤホンのプラグ側がまだ濡れている可能性もあります。

その場合は、イヤホンをもう1日乾かしてから試してください。

乾かしても片耳しか聞こえない有線イヤホンは断線を疑う

線が中で切れているか、プラグの中の部品が壊れている可能性が高いです。

3日乾かしても直らないときは、次の順に確かめてみてください。

  • 聞こえない側のイヤホンの付け根や、リモコンの前後の線を軽く曲げてみる
  • 曲げたときだけ音が出たり切れたりするなら、その場所で線が切れている
  • LightningやUSB-Cのものは、別のiPhoneやiPadにも挿してみる
  • どの機器でも「このアクセサリはサポートされていない可能性があります」と出るなら、プラグの中の部品の故障

音は出てもマイクだけ使えない、音量ボタンだけ効かない、ということもあります。

この場合はリモコンの中に水が残っていることがあるので、もう1〜2日乾かすと直ることがあります。

それでも直らなければ、買い替えを考えるタイミングです。

Appleの製品保証では、水濡れによる故障は対象外になることがあります。保証期間内のものは、Appleのサポートで対象になるかを確かめてから買い替えを決めましょう。

洗濯した有線イヤホンは3日乾かしてからiPhoneにつなぐ

Apple EarPods 3.5mmヘッドフォンプラグ

焦ってつなぐより、3日待ってから試したほうが直る見込みは高くなります。

最後にもう一度、やることを並べておきます。

  1. iPhoneにはつながない
  2. タオルで水を吸わせ、プラグを下に向けて軽く振る
  3. 日陰か乾燥剤を入れた袋で2〜3日乾かす
  4. 乾いたらつないで、左右の音とマイクを確かめる

次から洗濯してしまわないように、イヤホンを外したら置く場所を1か所に決めておくのがおすすめです。

上着やズボンのポケットに入れる人は、洗濯かごに入れる前にポケットを確かめるくせをつけておきましょう。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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