Bluetoothトランスミッターの使い方 テレビにつなぐ4ステップ

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Bluetoothトランスミッターを買ったのに、ワイヤレスイヤホンから音が出ない。そんなときは、つなぐ端子かテレビ側の音声設定のどちらかでつまずいていることがほとんどです。ここでは、Bluetoothトランスミッターの使い方を4つのステップに分けて、テレビやゲーム機で使うときのコツと、つながらないときの直し方まで紹介します。

トランスミッターの使い方は挿してペアリングするだけ

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Bluetoothトランスミッターは、テレビやゲーム機の音声端子に挿して、ワイヤレスイヤホンとペアリングすれば使えます。

トランスミッターは、Bluetoothに対応していない機器の音を、Bluetoothの電波にして飛ばす送信機です。テレビ、PS4、Nintendo Switch、古いオーディオプレーヤーなどは、イヤホンへ音を送るBluetoothを持っていないことが多いので、そこに足して使います。

似た名前の機器にBluetoothレシーバーがあります。こちらは反対に電波を受け取る側で、スマホの音を有線のスピーカーで鳴らすときに使います。

最近は1台で両方をこなす送受信機も多く、本体のスイッチでTX(送信)とRX(受信)を切りかえます。テレビの音をイヤホンで聞くなら、使うのはTXのほうです。

Bluetoothトランスミッターの使い方 4ステップ

端子を決めてつなぐ、TXにして電源を入れる、イヤホンとペアリングする、機器の音声出力を切りかえるの4つで使えるようになります。

  1. テレビやゲーム機の端子を見て、3.5mmのイヤホン端子、光デジタル端子、USBのどれにつなぐか決める
  2. トランスミッターをその端子につなぎ、送受信機ならスイッチをTXにして電源を入れる
  3. トランスミッターとワイヤレスイヤホンを両方ともペアリングの状態にして、1m以内に近づける
  4. 音が出なければ、テレビやゲーム機の設定で音声の出力先を変える

端子ごとの違いは次のとおりです。

つなぐ端子 よく使う機器 気をつけること
3.5mmイヤホン端子 テレビ、PC、オーディオプレーヤー 挿すとテレビのスピーカーが消える機種が多い
光デジタル端子 テレビ、レコーダー テレビ側でPCMに設定しないと音が出ないことがある
USB PS5、PS4、Nintendo Switch、PC USBオーディオに対応した機器でないと鳴らない

ペアリングの状態にする方法は、多くの機種で電源ボタンの長押しです。ランプが2色で交互に光ったり、速く点滅したりしたらペアリングの待ち受けに入っています。光り方は機種で違うので、説明書の表を見ながら進めると迷いません。

イヤホン側も、ケースから出してボタンを長押しするなど、ペアリングの状態にしておきます。2台がそろって待ち受けになっていれば、10秒ほどでランプが点灯に変わり、つながります。

一度つながれば、次からは電源を入れるだけで自動でつながる機種がほとんどです。ペアリングは最初の1回だけと考えてOKです。

テレビでのトランスミッターの使い方 コツ3選

光デジタル対応のBluetoothトランスミッター

テレビで使うときは、光デジタル端子につなぐ、音のずれが少ない組み合わせにする、2台同時接続を使うの3つで聞きやすさが変わります。

コツ1 光デジタル端子があれば光でつなぐ
テレビの裏に光デジタル端子があり、トランスミッターも光に対応しているなら、イヤホン端子より光でつなぐのがおすすめです。イヤホン端子につなぐと、テレビのスピーカーから音が出なくなる機種が多いからです。光でつなげば、家族はテレビのスピーカーで、自分はイヤホンで、同時に聞けるテレビもあります。音が出ないときは、テレビの設定にある「デジタル音声出力」をPCMに変えてみてください。
コツ2 音のずれはaptX LL対応の組み合わせで減らす
Bluetoothで音を送ると、映像より音が少し遅れて届きます。標準のSBCでは0.1秒から0.2秒ほど遅れることがあり、セリフと口の動きのずれに気づく人もいます。aptX LLという方式なら遅れは0.04秒ほどで、ほとんど気になりません。ただし、トランスミッターとイヤホンの両方がaptX LLに対応していないと、この方式では送られません。
コツ3 2台同時接続なら2人で同じ番組を聞ける
2台同時接続に対応したトランスミッターなら、ワイヤレスイヤホンを2つつないで、2人で同じ番組を聞けます。夜に家族が寝ている部屋でテレビを見るときや、耳の遠い家族の手元にスピーカーを置きたいときに便利です。2台つなぐと、aptX LLが使えなくなる機種があるので、その点は説明書で確かめておきましょう。

ゲーム機とPCでの使い方はUSBタイプが早い

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PS5やNintendo Switch、PCで使うなら、USB端子に挿すタイプのトランスミッターがいちばん手間がかかりません。

USBタイプは、本体のUSB端子に挿すと、ゲーム機やPCからはUSBのオーディオ機器として見えます。電源もUSBから取るので、ケーブルは1本で済みます。

Nintendo Switchを携帯モードで使うときは、本体下のUSB-C端子に挿します。テレビにつないだドックで使うときは、ドックのUSB端子に挿してください。

PS5は、コントローラーのイヤホン端子に3.5mmタイプを挿す使い方もできます。ただ、コントローラーの電池の減りが早くなるので、長く遊ぶならUSBタイプのほうが向いています。

対戦ゲームでは、音のずれが勝ち負けに関わります。ゲームで使うトランスミッターは、aptX LLかaptX Adaptiveのような低遅延の方式に対応したものを選び、イヤホン側も同じ方式に対応しているか確かめておきましょう。

トランスミッターがつながらないときの直し方 4つ

つながらないときは、TXとRXの切りかえ、ペアリング履歴の削除、距離、テレビの音声設定の4つを順に見直すと、たいてい直ります。

  1. 送受信機は、スイッチがTXになっているか見る。RXのままだと、イヤホンを探しに行きません
  2. イヤホンがスマホと先につながっていないか確かめる。スマホのBluetoothを一度切ってから、もう一度ペアリングします
  3. トランスミッターとイヤホンを1m以内に近づける。電子レンジやWi-Fiルーターのそばは避けます
  4. それでもだめなら、トランスミッターを説明書の方法で初期化し、イヤホン側のペアリング履歴も消してからやり直す

つながっているのに音が出ないときは、テレビやゲーム機側の設定を疑ってください。テレビは音声の出力先、ゲーム機はサウンドの出力先をUSBヘッドセットやヘッドホンに変えると鳴ることが多いです。

音が途切れるときは、距離と壁を見直します。家庭用のBluetoothはおよそ10mが目安ですが、壁を1枚はさむと半分ほどで途切れることもあります。

ランプの光り方で、今どの状態かが分かります。点滅が続くならまだつながっていない、点灯ならつながっている、という見分け方がほとんどの機種で使えます。

Bluetoothトランスミッターが要るのは非対応の機器だけ

テレビやゲーム機がもともとBluetoothのオーディオに対応しているなら、トランスミッターは要りません。

最近のテレビには、設定からワイヤレスイヤホンを直接つなげる機種があります。Nintendo Switchは、本体のアップデートでBluetoothオーディオに対応しました。PS5は、ふつうのBluetoothイヤホンを本体に直接つなげないので、トランスミッターを使います。

買う前に、テレビの設定画面に「Bluetooth」や「オーディオ機器の接続」の項目があるか見てみてください。項目があれば、トランスミッターなしでつなげます。

反対に、テレビの設定にBluetoothの項目が無い、イヤホン端子と光デジタル端子しかない、という場合はトランスミッターの出番です。

AirPodsのようにAACで送るイヤホンは、トランスミッターと組み合わせるとSBCで送られることが多く、音のずれが出やすくなります。テレビで使う時間が長いなら、aptX LLに対応したイヤホンと組み合わせる使い方がおすすめです。

まずは手元のテレビやゲーム機の端子と設定を見て、3.5mm、光デジタル、USBのどれでつなぐかを決めるところから始めてみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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