ノイズキャンセリングイヤホンは高いけれど、本当に必要か迷いますよね。
答えは、1日のうち騒がしい場所にいる時間で決まります。
電車、カフェ、飛行機、家の中など、場面ごとに「いる」「いらない」を分けて紹介します。
ノイズキャンセリングイヤホンが必要かは騒音の時間で決まる
毎日30分以上、電車やバスなどの騒がしい場所でイヤホンを使うなら、ノイズキャンセリングイヤホンは必要です。
反対に、使うのが静かな部屋だけなら、なくても困りません。
まずは、自分がイヤホンを使う場所を思い出してみてください。
| 使う場所 | ノイズキャンセリング | 理由 |
|---|---|---|
| 電車やバスの通勤 | 必要 | 走る音が低い音で消しやすい |
| 飛行機や新幹線 | 必要 | エンジン音が長時間続く |
| カフェやオフィス | あると便利 | 空調の音は減るが話し声は残る |
| 静かな自宅 | なくてよい | 消す騒音がほとんどない |
| 屋外のランニング | オフで使う | 車や自転車の音が聞こえにくくなる |
ノイズキャンセリングイヤホンは、マイクで周りの音を拾い、その音と逆の波の音を出して打ち消します。
この仕組みが得意なのは、電車の走る音やエアコンの音のような、低くて同じ調子で続く音です。
人の話し声や食器の当たる音のような高い音、急に鳴る音は消しきれません。
電車やバスの通勤ならノイズキャンセリングイヤホンは必要
通勤で毎日イヤホンを使うなら、ノイズキャンセリングがいちばん役に立つ場面です。
電車のゴーッという走行音は、ノイズキャンセリングが得意な低い音です。
ノイズキャンセリングイヤホンをオンにすると、走行音が小さくなって音楽や音声が聞き取りやすくなります。
ノイズキャンセリングがないと、走行音に負けないように音量を上げがちです。
使っている人からは、ノイズキャンセリングにしてから音量を下げても聞こえるようになったという声が多いです。
音量を上げすぎずに済むのは、毎日使う人にとって大きな差になります。
駅のアナウンスを聞き逃さない使い方
駅のアナウンスや車内放送は、ノイズキャンセリングをオンにしていても聞こえることが多いです。
ただ、音楽を流していると聞き逃すことがあります。
乗り換えの駅が近づいたら、外の音を取り込むモードに切り替えておくと安心です。
カフェや在宅ワークならノイズキャンセリングイヤホンはあると便利
カフェや在宅ワークで集中したいなら、ノイズキャンセリングはあると便利です。ただし話し声は完全には消えません。
エアコン、換気扇、冷蔵庫、パソコンのファンの音は、オンにするとかなり小さくなります。
家族のテレビの音や、隣の席の会話は少し小さくなる程度です。
音楽を小さく流すと、残った話し声が気にならなくなります。
ノイズキャンセリングイヤホンを耳栓として使う方法
ノイズキャンセリングイヤホンは、音楽を流さずにノイズキャンセリングだけをオンにして使うこともできます。
勉強や読書のときに、耳栓の代わりとして使う人も多いです。
在宅ワークでWeb会議があるなら、通話のときに外の音を取り込むモードにすると、自分の声がこもって聞こえにくくなります。
飛行機や新幹線ならノイズキャンセリングイヤホンが必要
飛行機や新幹線に乗ることが多い人には、ノイズキャンセリングイヤホンがとても役に立ちます。
飛行機のエンジン音は低い音がずっと続くので、ノイズキャンセリングイヤホンがよく働きます。
映画を見るときや、眠りたいときに音量を上げずに済みます。
長時間の移動は電池の持ちを見る
ノイズキャンセリングをオンにすると、電池の減りが早くなります。
オンにしたときの再生時間は、オフのときより短く書かれている製品がほとんどです。
国際線のように何時間も乗るなら、ノイズキャンセリングをオンにしたときの再生時間を製品のページで見ておきましょう。
静かな部屋ならノイズキャンセリングイヤホンはいらない
静かな部屋で音楽を聴くだけなら、ノイズキャンセリングはなくても困りません。
カナル型のイヤホンは、耳の穴をふさぐ形なので、ノイズキャンセリングがなくても周りの音はある程度小さくなります。
消す騒音がない場所では、ノイズキャンセリングイヤホンに高いお金を払っても違いが分かりにくいです。
屋外の運動や自転車ではオフにする
ランニングやウォーキングで外を走るときは、ノイズキャンセリングをオフにするか、外の音を取り込むモードにしましょう。
車や自転車が近づく音が聞こえにくくなるからです。
ノイズキャンセリングイヤホンを買う前に知りたい3つの弱点
ノイズキャンセリングイヤホンには、耳の圧迫感、音の変化、電池の減りという3つの弱点があります。
ノイズキャンセリングイヤホンが必要か迷っている人は、買ってから「思っていたのと違う」とならないように先に知っておきましょう。
ノイズキャンセリングで耳に圧迫感が出る人がいる
ノイズキャンセリングをオンにすると、耳がつまった感じや、耳を押される感じがする人がいます。
これは周りの音が急に小さくなることで起きる感覚で、慣れると気にならなくなる人が多いです。
どうしても気になる人は、ノイズキャンセリングの強さを変えられる製品を選ぶと調整できます。
耳に痛みや違和感が続くときは、使うのをやめて耳鼻科に相談してください。
オンとオフで音が少し変わる
ノイズキャンセリングをオンにすると、音の聞こえ方が少し変わる製品があります。
低音が強く聞こえたり、音が少しこもったりします。
音質を何よりも大事にする人は、オンとオフの両方で聞き比べてから選ぶと安心です。
電池が切れるとノイズキャンセリングは使えない
アクティブノイズキャンセリングは電気を使って働きます。
電池が切れると、ノイズキャンセリングは使えません。
ワイヤレスのイヤホンなら、電池が切れると音も出なくなります。
ノイズキャンセリングイヤホンを選ぶなら店で試すのがおすすめ
ノイズキャンセリングの効き方は耳の形で変わるので、買う前に家電量販店で試すのがいちばん確実です。
同じ製品でも、イヤーピースのサイズが合っていないと周りの音が入ってきます。
試すときは、次の順番でやってみてください。
- イヤーピースのサイズを合わせて耳に入れる
- 音楽を流さずにノイズキャンセリングをオンにする
- 店内のBGMや空調の音がどれくらい小さくなるかを聞く
- オンとオフを切り替えて、耳がつまった感じがないかを見る
- 外の音を取り込むモードで、近くの人の声が聞こえるかを見る
通勤で毎日使う人や、飛行機によく乗る人は、ノイズキャンセリングイヤホンを選んで損をしにくいです。
静かな部屋で使うのが中心なら、ノイズキャンセリングにお金をかけずに、音の好みや着け心地で選んでも十分です。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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