AirPods Proを使っていて、耳から落ちそうになったり、ノイズキャンセリングが弱く感じたりしていませんか。
その原因は、本体ではなく先に付いているイヤーピースにあることが多いです。
AirPodsのイヤーピースとは何かが分かると、合うサイズの選び方や交換するタイミングを自分で決められるようになります。
- イヤーピースが付いているAirPodsと付いていないAirPods
- モデルごとに違うイヤーピースのサイズと合わせ方
- 落ちる、なくした、汚れたときにやること
AirPodsのイヤーピースとは耳の穴に入れる先端のパーツ
AirPodsのイヤーピースとは、AirPods Proの先に付いている、耳の穴に差し込むやわらかいパーツのことです。
耳の穴との間のすき間をふさいで、音もれを防いだり、外の音が入りにくくしたりする役目があります。
本体を耳に固定する役目もあるので、合っていないと歩いているだけでずれてきます。
イヤーピースが付いているのはAirPods Proだけ
AirPods Proは、イヤーピースを耳の穴に入れて使うカナル型です。
一方で、AirPods 4や前の世代のAirPodsは、耳に引っかけて使う形なのでイヤーピースが付いていません。
AirPods 4のノイズキャンセリング付きのモデルも、イヤーピースのない形です。
耳の穴に入れるタイプがほしい人は、AirPods Proを選ぶことになります。
AirPodsのイヤーピースとイヤーチップは同じもの
Appleの説明書やサポートページでは、このパーツを「イヤーチップ」と呼んでいます。
イヤホンの売り場や口コミでは「イヤーピース」や「イヤピ」と呼ばれることが多いです。
呼び方が違うだけで、どれも同じパーツを指しています。
交換用を探すときは、両方の言葉で探すと見つけやすいです。
AirPods Proのイヤーピースはモデルでサイズの数が違う
AirPods Pro 3は5サイズ、AirPods Pro(第2世代)は4サイズ、AirPods Pro(第1世代)は3サイズのイヤーピースが付いています。
どのモデルも、買ったときはMサイズが本体に付いた状態で届きます。
| モデル | 付属のサイズ | 数 |
|---|---|---|
| AirPods Pro 3 | XXS XS S M L | 5サイズ |
| AirPods Pro(第2世代) | XS S M L | 4サイズ |
| AirPods Pro(第1世代) | S M L | 3サイズ |
Appleのサポートページでは、イヤーチップはモデルどうしで使い回せないと説明されています。
とくにAirPods Pro 3のイヤーピースは、シリコンの中に薄いフォームの層が入った作りになりました。
前のAirPods Proのイヤーピースとは付け根の形が違うので、手元にある古いイヤーピースは付けられません。
ノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えられる
AirPods Proを買ったらイヤーピースのサイズ合わせから
AirPods Proを買ったら、まずiPhoneの「イヤーチップ装着状態テスト」で、イヤーピースのサイズが耳に合っているかを確かめましょう。
耳の穴の大きさは左右で違うこともあるので、片耳ずつ結果が出ます。
テストのやり方は次のとおりです。
- AirPods Proを両耳に付けて、iPhoneとつなぐ
- iPhoneの設定アプリを開き、AirPods Proの名前をタップする
- 「イヤーチップ装着状態テスト」をタップする
- 再生ボタンを押して、数秒の音を聞く
- 左右それぞれに「密閉されています」と出るかを見る
設定アプリにAirPods Proの名前が出ていないときは、Bluetoothの画面でAirPods Proの横にあるiのマークから開けます。
テストの項目が見つからないときは、iPhoneのiOSを最新にしてから探してみてください。
「密閉されていない」と出たらサイズを1つずつ変える
すき間があると出た耳だけ、イヤーピースを1つ大きいサイズに替えてもう一度テストします。
大きくしても密閉されないときは、反対に1つ小さいサイズも試してみてください。
Appleは、AirPods Pro 3では前のモデルより小さいサイズが合う人が多いと案内しています。
AirPodsのイヤーピースの外し方と付け方
AirPodsのイヤーピースは、ねじらずにまっすぐ引いて外し、楕円形の向きを合わせてカチッと鳴るまで押し込んで付けます。
イヤーピースは力をかけるとちぎれることがあるので、手順どおりにゆっくりやるのがおすすめです。
イヤーピースの外し方
- AirPods Proの本体を片手でしっかり持つ
- もう片方の指で、イヤーピースの付け根をつまむ
- ねじらずに、まっすぐ引っぱって外す
指がすべって外れにくいときは、糸くずの出ない乾いた布をはさむとつまみやすくなります。
ふちのやわらかい部分を裏返して、付け根をつかむやり方もAppleが紹介しています。
イヤーピースの付け方
- イヤーピースの付け根と本体の差し込み口の楕円形の向きを合わせる
- 付け根を押して、カチッと音がするまで差し込む
- 軽く引っぱって、外れないかを確かめる
カチッという音がしないまま使うと、耳から外したときにイヤーピースだけが耳の中に残ることがあります。
付けたあとに軽く引っぱるところまでを、毎回やっておくと安心です。
場面別 AirPodsのイヤーピースで困ったときの対処
AirPodsのイヤーピースで困ることの多くは、サイズを変えるか、新しいイヤーピースに交換するかで直せます。
よくある場面ごとに、やることを分けました。
運動中に耳から落ちるときはサイズを1つ大きくする
ランニングや筋トレのときだけ落ちる人は、イヤーピースが少し小さいことが多いです。
まず1つ大きいサイズに替えて、装着状態テストをやり直してみてください。
付けるときは、本体を少し後ろに回すようにして、耳の穴の奥まで入れるのがコツです。
イヤーピースを片方なくしたときはAppleで交換用を買う
イヤーピースだけなくしたときは、本体ごと買い直す必要はありません。
Appleでは、AirPods Proの交換用イヤーチップを買えるようになっています。
交換用を買うときは、自分のAirPods Proがどのモデルかを先に確かめておきましょう。
モデル名は、iPhoneの設定アプリでAirPods Proの名前をタップすると出てきます。
汚れたイヤーピースは外して水だけで洗う
イヤーピースは耳あかや皮脂がつきやすく、そのままだと音がこもる原因になります。
Appleは、イヤーチップを本体から外して水で洗い、糸くずの出ない布で拭く方法を案内しています。
形が崩れたり破れたりしたら新しいイヤーピースに替える
長く使っていると、イヤーピースのふちがやわらかくなって、耳に入れたときにめくれやすくなります。
使っている人からは、ふちが「べろん」とめくれて付けにくくなったという声がよく出ています。
ふちが戻らなくなったり、小さな裂け目が入ったりしたら、交換のタイミングです。
左右で傷み方が違っても、音の聞こえ方をそろえるために両耳いっしょに替えるのがおすすめです。
社外品のAirPodsイヤーピースは素材と対応モデルで選ぶ
純正のイヤーピースが合わないときは、素材の違う社外品を試す方法もありますが、自分のAirPods Proのモデルに対応しているかを必ず確かめてください。
社外品は、AirPods Pro 3用と、第1世代と第2世代用で別の商品になっていることがほとんどです。
| 素材 | 付け心地 | 音の傾向 |
|---|---|---|
| シリコン | 純正に近い 水で洗える | 高い音が出やすい |
| フォーム(ウレタン) | 耳の中でふくらんで密着する | 低い音から中くらいの音が出やすい |
| 体温でやわらかくなる素材 | しばらくすると耳の形になじむ | 製品によって違う |
フォームのイヤーピースは、指でつぶして細くしてから耳に入れ、中でふくらむのを待って使います。
耳の穴が大きめでMとLの間くらいの人や、純正だとすぐ落ちる人に向いています。
片耳約5gで最大20時間鳴る軽量モデル
AirPodsのイヤーピースは付属の全サイズを試すのがおすすめ
AirPods Proのイヤーピースが合わないと感じたら、社外品を探す前に、箱に入っているほかのサイズを全部試してみましょう。
イヤーピースは消耗品なので、合うサイズを知っておくと買い替えのときにも迷いません。
AirPods Pro 3なら5サイズ、第2世代なら4サイズあるので、Mのまま使っている人はまだ合うサイズが残っているかもしれません。
左右で違うサイズを付けてもかまいません。
サイズが決まったら、汚れたら水で洗い、ふちが崩れたら交換するだけで、ノイズキャンセリングの効きと付け心地を保てます。
まずは、iPhoneのイヤーチップ装着状態テストを1回やってみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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