スマートスピーカーの選び方はスマホと置き場所で決まる

smart-speaker タブレット・スマートスピーカー
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スマートスピーカーは見た目が似ていて、Echo、Google Nest、HomePodのどれを選べばいいのか分かりにくいですよね。

実は選び方はシンプルで、先に決めるのは本体ではなく「声で話しかける相手」のほうです。

使っているスマホと音楽サービスが分かれば、候補は1つか2つに絞れます。

そのあとに画面の有無と置き場所を決めれば、買ってから使わなくなることも減らせます。

スマートスピーカーの選び方はアシスタント選びでほぼ決まる

Amazon Echo Dot 第5世代
スマートスピーカーの中にはAIアシスタントが入っていて、話しかけた言葉を聞き取って動きます。

日本で新しく買えるものは、大きく分けて3種類です。

Alexa、Googleアシスタント、Siriの3つから、自分の生活に合うアシスタントを先に選ぶのが最初の1歩です。

本体の大きさや音のよさは、アシスタントを決めたあとで選べば間に合います。

アシスタント 主な本体 向いている人
Alexa Amazon Echoシリーズ Amazonでよく買い物をする人、Audibleやプライムビデオを使う人
Googleアシスタント Google Nestシリーズ Androidスマホの人、GoogleカレンダーやYouTubeをよく使う人
Siri Apple HomePodシリーズ iPhoneとApple Musicを使っている人

どれを選んでも、天気やニュースを聞いたり、タイマーをかけたりといった基本の操作はできます。

違いが出るのは、スマホとの相性と、声で呼び出せる音楽サービスです。

LINEのClovaは、スマートスピーカーで声を使って操作するサービスがすでに終わっています。中古で安く売られていても、新しく買う候補には入れないでください。

スマートスピーカーを選ぶ手順は4ステップ

迷ったときは、次の順番で1つずつ決めていきましょう。

手順1でアシスタント、手順2で音楽サービス、手順3で画面の有無、手順4で置き場所を決めれば、1台に絞れます。

手順1 使っているスマホでアシスタントを決める

最初に見るのは、家族みんなが使っているスマホの種類です。

HomePodは、初期設定にiPhoneかiPadが必要です。

家族にAndroidスマホの人がいるなら、EchoかGoogle Nestを選ぶほうが早いです。

EchoとGoogle Nestは、iPhoneでもAndroidでもアプリから設定できます。

手順2 聞いている音楽サービスが声で呼べるか確かめる

スマートスピーカーで一番よく使われるのは、声で音楽をかける使い方です。

ここで相性が悪いと、毎回スマホを出して操作することになります。

たとえばHomePodは、SiriでSpotifyを直接呼び出せません。

iPhoneからAirPlayで流す形になるので、Spotifyをメインで聞いている人はEchoかGoogle Nestのほうが手間がかかりません。

Amazonプライム会員なら、EchoでAmazon Musicをそのまま声で呼び出せます。

対応している音楽サービスは、各メーカーの公式サイトで買う前に確かめておくのがおすすめです。

手順3 画面付きにするかを決める

画面付きのモデルは、時計や天気、レシピなどを目で見られます。

画面が必要かどうかは、使う場面で決まります。

くわしくは、次の見出しで向いている人を分けて書いています。

手順4 置き場所から本体の大きさを決める

最後に、どの部屋に置くかで本体の大きさを決めます。

リビングで音楽を楽しむのか、寝室で目覚ましに使うのかで、合う大きさが変わります。

置き場所ごとの選び方は、このあとの表にまとめました。

画面付きスマートスピーカーはキッチンと寝室で役に立つ

Amazon Echo Show 5 第3世代
画面付きのスマートスピーカーは、スマートディスプレイとも呼ばれます。

天気や時計、レシピ、見守りカメラの映像を見たい人は画面付き、音楽と声の操作だけで十分な人は画面なしで足ります。

画面付きが向いている人

料理中にレシピを見たい人は、画面付きを選んでおくと手が汚れていてもスマホを触らずに済みます。

寝室に置いて、時計と目覚ましを兼ねたい人にも向いています。

離れて住む家族とビデオ通話をしたい人も、カメラ付きのモデルなら声だけで通話を始められます。

画面なしで十分な人

音楽、ニュース、タイマー、家電の操作が中心なら、画面なしのスピーカー型で足ります。

本体が小さく、置き場所も選びません。

画面付きの多くはカメラが付いているので、寝室にカメラを置くのが気になる人もいますよね。

その場合は、カメラにシャッターが付いているモデルを選ぶか、画面なしのモデルにしましょう。

置き場所別のスマートスピーカーの選び方

Google Nest Mini 第2世代
同じスマートスピーカーでも、置く部屋によって合うタイプが違います。

寝室や洗面所は手のひらサイズの小型、リビングで音楽を楽しむなら大きめのスピーカー型を選ぶのがおすすめです。

置き場所 向いているタイプ 理由
リビング 大きめのスピーカー型 低音が出やすく、部屋全体に音が届く
キッチン 画面付き レシピやタイマーの残り時間が見える
寝室 小型か小さめの画面付き 目覚ましと照明の操作が中心になる
子ども部屋や洗面所 小型 置き場所を取らない

置く場所を決めたら、近くにコンセントがあるかも見ておきましょう。

多くのスマートスピーカーはコンセントにつないで使うので、電源ケーブルが届かないと置けません。

テレビやエアコンの吹き出し口のすぐ近くも避けたほうがいいです。

周りの音が大きいと、長い言葉を聞き取ってもらえないことがあります。

聞き取ってもらえないときは、短い言葉で、少し大きめの声ではっきり話しかけてみてください。

オーディオブックを聞くならAlexaのスマートスピーカーが手軽

本を耳で聞くオーディオブックも、スマートスピーカーと相性のいい使い方です。

Audibleの本は、Echoに「アレクサ、Audibleで本を読んで」と話しかけるだけで、前回止めたところから続きを再生できます。

AudibleはAmazonのサービスなので、Alexaから声だけで呼び出せます。

再生中も、声で次のように操作できます。

  • 「アレクサ、一時停止」で止める
  • 「アレクサ、5分戻して」で聞き逃したところに戻る
  • 「アレクサ、次のチャプター」で次の章に進む

家事をしながら聞くと、手がふさがっていても止めたり戻したりできるので便利です。

Google NestやHomePodで聞く場合は、スマホのAudibleアプリから、Google NestならBluetooth、HomePodならAirPlayでスピーカーに流す形になります。

声だけで続きを再生したい人は、Echoを選んでおくと手間がかかりません。

スマートスピーカーでエアコンを動かすにはスマートリモコンが必要

スマートスピーカーを買えば家電を声で動かせる、と思っている人は多いです。

リモコンで動くエアコンやテレビを声で操作するには、スマートスピーカーとは別に赤外線のスマートリモコンを買い足す必要があります。

スマートスピーカー本体には、家電のリモコンと同じ赤外線を出す部品が付いていないモデルがほとんどです。

スマートリモコンが、スマートスピーカーの代わりにリモコンの信号を家電へ送ります。

つなぎ方は、次の4つです。

  1. スマートリモコンを、エアコンやテレビから見える位置に置く
  2. スマートリモコンのアプリで、家電のリモコンを登録する
  3. AlexaアプリやGoogle Homeアプリで、スマートリモコンとつなぐ
  4. 「エアコンをつけて」のように、声で呼ぶときの名前を決める

照明やスマートプラグは、Matterという共通の規格に対応したものを選ぶとつなぎやすいです。

Matterに対応した照明やプラグなら、本体がMatterに対応しているEcho、Google Nest、HomePodのどれからでも操作できます。

Matterに対応しているかどうかは、製品のパッケージや公式サイトの表記で確かめられます。本体の世代によって対応が違うことがあるので、買う前に公式サイトの対応機種を見ておきましょう。

スマートスピーカーのマイクと中古品で気をつけること

スマートスピーカーは、呼びかけの言葉を聞き取るためにいつもマイクがオンになっています。

声を聞かれるのが気になる人は、マイクを手で切れるボタンやスイッチが付いたモデルを選んでおきましょう。

EchoやGoogle Nestの多くには、マイクを切るボタンやスイッチが付いています。

話しかけた声の記録は、AlexaアプリやGoogleのアカウントの設定から消せます。

中古で買うときは、前の持ち主のアカウントの登録が残っていないかを確かめてください。

登録が残っていると、自分のアカウントで設定できないことがあります。

反対に自分が手放すときは、アプリから登録を解除して、本体を初期化してから渡しましょう。

スマートスピーカーの選び方で迷ったら、まずは家族のスマホと、よく聞いている音楽サービスを書き出すところから始めてみてください。

アシスタントが決まれば、あとは画面の有無と置き場所で1台に絞れます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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