ネックスピーカーのメリットとデメリット|使う場面ごとに紹介

neck-speaker イヤホン・ヘッドホン
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イヤホンを長く着けていると耳が痛くなるので、首にかけるネックスピーカーが気になっている人も多いはずです。

ただ、ネックスピーカーは耳をふさがない分、音漏れや遅延など、買ってから気づくデメリットもあります。

テレビ、在宅の会議、ゲーム、外出と、使う場面ごとにネックスピーカーのメリットとデメリットを整理しました。

ネックスピーカーのメリットとデメリットを表で確認

ネックスピーカーのメリットは「耳が楽」「周りの音が聞こえる」、デメリットは「音漏れ」「遅延」「首の重さ」です。

ネックスピーカーは、首から肩にかけて置く小さなスピーカーです。

左右のスピーカーが耳のすぐ下にくるので、音量を上げなくても音がはっきり聞こえます。

先にメリットとデメリットを並べておきます。

項目 メリット デメリット
耳 耳をふさがず痛くなりにくい イヤホンほど音に包まれない
周りの音 インターホンや家族の声が聞こえる 周りにも音が漏れる
音量 小さい音量でも聞き取れる 静かな部屋では隣の人に聞こえる
接続 Bluetoothでスマホとすぐつながる 映像と音がずれることがある
体 耳が蒸れない 重いモデルは首と肩が疲れる

ここからは、使う場面ごとにくわしく紹介します。

自分が使いたい場面の見出しだけ読んでもらえれば大丈夫です。

テレビで使うネックスピーカーは夜でも家族を起こしにくい

シャープ AQUOSサウンドパートナー AN-SX8

夜にテレビを見るなら、ネックスピーカーは家族を起こしにくい選び方です。

テレビのスピーカーから音を出すと、隣の部屋まで音が届きます。

ネックスピーカーなら、耳の近くで鳴るので、テレビ本体の音量をかなり下げられます。

使っている人からは、子どもが寝たあとでもドラマのせりふが聞き取れるようになったという声が多いです。

耳の遠くなった家族がテレビを見るときに、音量を上げずに済むという使い方もあります。

テレビにBluetoothが無いときは送信機が必要

ここで気をつけたいのが、テレビとのつなぎ方です。

テレビの多くは、Bluetoothで音を飛ばす機能を持っていません。

その場合は、テレビのイヤホン端子や光デジタル端子に送信機をつなぎ、そこからネックスピーカーへ音を飛ばします。

送信機が付いていないネックスピーカーを買うと、テレビにつなげないことがあります。買う前に、テレビの裏の端子と、ネックスピーカーの付属品を見比べておきましょう。

無音が続くと電源が切れるモデルもある

ネックスピーカーの中には、音が出ない時間が続くと自動で電源が切れるものがあります。

ニュースの合間など、静かな場面が長い番組では、気づくと音が出ていないこともあります。

テレビ用に使うなら、自動で電源が切れるまでの時間を説明書で見ておくと安心です。

在宅の会議ではネックスピーカーで耳が痛くならない

ソニー SRS-NB10

1日に何度もオンライン会議がある人には、ネックスピーカーのメリットが大きいです。

ヘッドホンやイヤホンを2時間以上着けていると、耳の穴や耳の上が痛くなりがちです。

ネックスピーカーは首に乗せるだけなので、耳には何も触れません。

マイク付きのモデルなら、そのまま相手と話せます。

会議で使うときのネックスピーカーのデメリット

周りの音が聞こえる分、自分の声以外の音もマイクに入りやすくなります。

家族がいる部屋で会議をするときは、相手に生活音が届くことがあります。

また、自分の部屋に家族がいると、相手の声も家族に聞こえます。

パソコンにBluetoothが無い場合は、USBの送信機が付いたモデルか、別売りのBluetoothの送信機を用意します。

ゲームと動画はネックスピーカーの遅延に気をつける

ゲームで使うなら、有線でつなげるネックスピーカーか、遅延の少ない接続に対応したモデルを選びましょう。

Bluetoothの標準的なつなぎ方では、画面より音が少し遅れて聞こえることがあります。

動画やドラマなら気にならない人が多いですが、音楽ゲームや撃ち合うゲームではずれが気になります。

遅延を減らすネックスピーカーの選び方

遅延を減らす方法は2つあります。

  1. ケーブルでつなげる有線タイプのネックスピーカーを選ぶ
  2. aptX Low Latencyなど、遅延の少ない接続に対応したモデルを選ぶ

2つ目の方法は、スマホやゲーム機、送信機の側も同じ接続に対応していないと効果がありません。

迷ったら、ゲーム機のイヤホン端子にケーブルで直接つなげるタイプが確実です。

外や電車ではネックスピーカーの音漏れがいちばんのデメリット

ネックスピーカーは電車やバス、お店の中では使わないほうがいいです。

耳をふさがないので、自分に聞こえている音は周りの人にも聞こえています。

静かな車内では、隣の人に何を聞いているか分かることがあります。

ネックスピーカーを外で使ってもいい場面

周りに人がいない散歩道や、自分の庭で作業するときなら、音漏れはあまり気になりません。

ただ、自転車に乗りながら使うのは控えましょう。

周りの音が聞こえていても、イヤホンなどの使い方に関するルールは都道府県によって違います。

自転車に乗りながら音を聞くことの扱いは、都道府県の条例で違います。お住まいの都道府県の案内を確かめてください。

外でも音を聞きたい人は、耳をふさがない骨伝導イヤホンやオープンイヤーのイヤホンのほうが、音漏れは少なくなります。

首や肩がつらい人はネックスピーカーの重さを確かめる

オーディオテクニカ AT-NSP300BT

長い時間着けるなら、100g前後までの軽いネックスピーカーがおすすめです。

ネックスピーカーの重さは、軽いもので70g台、音にこだわったものは300gを超えます。

重いモデルは低音がしっかり出る分、長く着けていると首や肩が疲れるという声があります。

体の大きさで合う合わないが出る

ネックスピーカーは、首まわりの大きさで着け心地が変わります。

首が太めの人は、小さいモデルだと首を押されて苦しく感じることがあります。

反対に首の細い人は、大きいモデルだと体を動かすたびに本体がずれます。

夏場は首に当たる部分が汗で蒸れることもあります。ソファで寝転がると本体が浮いて音の聞こえ方が変わるので、座って使う前提で選ぶと合う合わないが分かりやすいです。

ネックスピーカーが向く人と向かない人

家の中で長く音を聞く人にはネックスピーカーが向いていて、外で聞きたい人には向いていません。

ここまでのメリットとデメリットを、向く人と向かない人に分けておきます。

向く人 向かない人
夜に家族を気にせずテレビを見たい人 電車やお店の中で聞きたい人
イヤホンで耳が痛くなる人 音に包まれる感じがほしい人
家事をしながらラジオや動画を聞きたい人 音のずれが気になるゲームをする人
会議が多く耳を休ませたい人 家族と同じ部屋で静かに聞きたい人

ネックスピーカーは、イヤホンの代わりではなく、耳の近くに置く小さなスピーカーだと考えると選びやすくなります。

まずは、いちばん使いたい場面を1つ決めてみてください。

テレビなら送信機、ゲームなら有線、長い時間なら重さを見ると、合うネックスピーカーが絞れます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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