聴く本を無料で聴く方法|青空朗読とkikubonの使い分け

オーディオブック

聴く本を無料で試したいのに、検索すると月額のサービスばかり並びます。実際には、お金を1円も払わずに聴ける本が数千冊あります。会員登録すら要らないものと、登録だけ必要なもの、期間を区切って聴き放題になるもの。この3つを分けて考えると、どこから手を付ければいいかがすぐ決まります。

ゆうみさん
ゆうみさん

無料と書いてあっても、クレジットカードの登録が要るものと要らないものがあります。そこが分かれ目です。

お金をかけずに聴けるのは3種類

聴く本を無料で聴く方法は、ずっと無料のサイト、アプリの中の無料作品、期間限定の無料体験の3つに分かれます。同じ「無料」でも、聴ける本も、あとから請求が来るかどうかも違います。

期限なしで聴けるサイト

著作権が切れた作品を朗読したサイトです。青空朗読がこれにあたります。太宰治や芥川龍之介のような近代文学が中心で、いつまでにという期限もありません。

お金の話がまったく出てこないので、支払い方法を登録する必要もありません。まず1作品聴いてみて、耳で聴く読書が自分に合うかを確かめる使い方に向いています。

アプリの中の無料作品

有料のサービスでも、一部の作品を無料で公開している場合があります。kikubonがその形です。会員登録は必要ですが、料金は発生しません。

声優やナレーターが演技をつけて読んでいるので、朗読の質は有料作品と変わりません。無料の範囲だけで聴き続ける人もいます。

日数を区切った無料体験

Audibleやaudiobook.jpの無料体験です。期間中は数万から数十万の作品が聴き放題になります。ただし終わると自動で有料に切り替わるので、日付の管理が要ります。

新刊や話題の本を聴けるのは、この方法だけです。無料のサイトに新しい本は出てきません。

入手先 無料で聴ける中身 会員登録
青空朗読 約1,480作品の朗読 なし
kikubon 無料作品930件 無料会員
Audible 30日間の無料体験 あり
audiobook.jp 14日間の無料体験 あり
himalaya 30日間の無料体験 あり

青空朗読は登録なしで1480作品

とりあえず今日聴いてみたいなら、青空朗読がいちばん早いです。公式サイトには、現在掲載数が約1,480タイトルと表示されています(2026年9月1日時点)。青空文庫に入っている作品を、朗読者が読み上げたものです。

作品名、作家、朗読担当者、ジャンル、時間の5つから探せます。時間で絞れるのが便利で、6分程度の短い随筆から30分近い読み物まで選べます。

パソコンのブラウザでそのまま聴けます。VODチョイスの記事によると、会員登録なしで再生できるとのことです。スマホで聴きたい場合は、iPhone向けとAndroid向けのアプリ版が用意されています。

朗読しているのは、ボランティアで参加している読み手です。同じ作家でも読み手が違うと印象が変わるので、気に入った読み手の名前で探す方法もあります。

青空朗読のサイトには、2025年7月からスクリーンリーダーに対応したという案内も出ています。目が疲れやすい人や、画面を見ずに操作したい人にも使いやすくなっています。

青空朗読のサイトには、2025年8月からYouTubeでの配信も始まったと書かれています。ふだんYouTubeを開く習慣がある人は、そちらのほうが続けやすいかもしれません。
参考

kikubonの無料作品は900以上

声優やナレーターの演技つきで聴きたいなら、kikubonの無料作品が向いています。公式サイトのトップには、無料で聴けるオーディオブックが900以上と書かれています。無料作品の一覧ページでは930件と表示されていました(2026年9月1日時点)。

並んでいるのはSF、ミステリ、ホラー、冒険、時代小説など。アプリオの記事では、ラインナップに偏りがあり、ビジネス書はあまり無いと書かれています。仕事の勉強に使いたい人には向きません。

探し方は青空朗読と似ています。ジャンル、著者、声優、再生時間から絞り込めます。30分以内、30分から1時間、1時間から3時間という分け方なので、通勤の長さに合わせて選べます。

聴く時間が15分しかない日は、青空朗読の10分前後の随筆かkikubonの30分以内の短編。まとまった時間がとれる日は、1時間から3時間の作品。この2択で回すと、聴きかけのまま止まる本が減ります。

無料体験を全部使うと81日ぶん

新しい本や話題作を無料で聴きたい場合は、無料体験を順番に使う形になります。アプリオの記事によると、Audibleが30日間、audiobook.jpが14日間、himalayaが30日間、flierが7日間。足すと81日ぶんです。

順番は、短いものから使うほうが管理しやすくなります。flierの7日、audiobook.jpの14日、Audibleとhimalayaの30日という並びです。1つずつ、期間を重ねずに使ってください。

キャンペーンで期間が伸びることもあります。アプリオもVODチョイスも、audiobook.jpの無料体験が30日間に延びる案内を出していました。登録する前に、公式ページとキャンペーンの案内を見比べてみてください。

みすずさん
みすずさん

4つ同時に登録すると、どれがいつ終わるのか分からなくなります。1つ終わってから次、が安全です。

無料で聴けない本の見分け方

無料体験に入っても、聴き放題の対象から外れている作品があります。VODチョイスの記事でも、Audibleには聴き放題対象外の作品があると書かれています。その本は単品で買う形になります。

登録する前に、聴きたい本のタイトルで検索してみてください。作品ページに聴き放題の表示があるかどうかで判断できます。ここを見ずに登録すると、目当ての1冊だけ有料だった、という結果になりがちです。

著作権が切れていない新しい本は、無料のサイトには出てきません。青空朗読とkikubonの無料作品で聴けるのは、名作や昔の作品が中心です。新刊を聴きたいなら、無料体験のほうを使ってください。

ビジネス書や資格の本も、無料のサイトではほとんど見つかりません。アプリオの記事では、kikubonにビジネス書はあまり無いと書かれています。仕事に使う本を聴きたい人は、最初から無料体験を選んだほうが早いです。

語学の教材も同じです。無料で聴ける古い文学作品では、今の英語のリスニング練習にはなりません。洋書を聴きたいなら、作品数の多いサービスの無料体験を使ってください。

作品数と無料期間は変わります。ここに書いた数字は2026年9月1日に各サイトで確認したものです。登録する前に、公式ページで最新の内容をご確認ください。

タダのまま終わらせる3つの決め事

無料体験でお金を払わずに済ませるには、登録した日にやることが3つあります。あとから思い出すのは難しいので、その場で片づけてください。

1 終了日をスマホのカレンダーに入れる。通知は前日にする
2 解約ページを開いて、場所を確かめておく
3 Wi-Fiのある場所で、聴きたい作品を先にダウンロードしておく

2番目が効きます。VODチョイスの記事にも、解約方法が分かりにくいサービスがあると書かれています。使い始める前に見ておけば、慌てずに済みます。

3番目はデータ通信のためです。ストリーミングで長時間流すと、通信量が増えます。ダウンロードしておけば、電車の中でも通信量を気にせず聴けます。

無料体験は終わると自動で有料に切り替わるものがほとんどです。更新直後に解約しても日割りにならないサービスがあるので、続けない場合は終了日の前日までに手続きを済ませてください。
ゆうみさん
ゆうみさん

今日は青空朗読を開いて、10分の作品を1つ聴いてみてください。合うかどうかは、それだけで分かります。

この記事を書いた人
みすずさん
多くの製品をレビューしてきたガジェットライター。資格勉強にiPad+互換ペンを愛用しています。販売店などからリサーチして最新の情報をお伝えするように努力しています。
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