〈家電アドバイザーが選ぶ〉勉強用の耳栓おすすめ5選 遮音値の目安も紹介

Loop Quiet 2 イヤホン・ヘッドホン
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勉強中の耳栓は、家族の声やテレビの音が小さくなれば足ります。

無音にする必要はありません。

遮音値と付け心地の2つで、5個を比べました。

この記事で紹介する勉強用の耳栓5選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 Loop Quiet 2 Loop Quiet 2 SNR24dBで付け外しが速い Amazon楽天Yahoo!
2位 DJcong 耳栓 DJcong 耳栓 SNR26dBでチップ4サイズ Amazon楽天Yahoo!
3位 ソニック 集中耳栓 ソニック 集中耳栓 音読の暗記に向く弱めの遮音 Amazon楽天Yahoo!
4位 Victor EP-S433 Victor EP-S433 最大35dBで5つの中で最強 Amazon楽天Yahoo!
5位 +d ミミペット +d ミミペット 日本製で水洗いできる Amazon楽天Yahoo!

勉強用の耳栓とは? 無音ではなく生活音を小さくする耳栓

勉強用の耳栓は、机に向かっている間に聞こえる話し声や物音を小さくするための耳栓です。

寝るときの耳栓が「できるだけ音を消す」ことを目指すのに対し、勉強用は「呼ばれたら気づけるくらいまで音を下げる」ことを目指します。

そのため、遮音値が高いほど勉強に向くわけではありません。

ここで出てくる用語を先に説明しておきます。

この記事に出てくる用語
dB(デシベル)は音の大きさの単位です。図書館の中はおよそ40dB、ふつうの会話はおよそ60dBといわれます。
SNRはヨーロッパの規格で、耳栓を付けたときに音がどれだけ下がるかを数字にしたものです。SNR24dBなら、60dBの会話がおよそ36dBまで下がる計算になります。
NRRはアメリカの規格で、同じく音の下がり方を表します。SNRとは測り方が違うので、同じ数字でも同じ効き方にはなりません。

商品ページで「SNR」「NRR」「最大〇dB」と書き方がばらばらなのは、この規格の違いからきています。

勉強用の耳栓を選ぶポイントは遮音値と付け心地

勉強用の耳栓は、遮音値、素材、形状、サイズ、収納の5つを見れば選べます。

いちばん先に見るのは遮音値で、次に長く付けても耳が痛くならないかどうかです。

遮音値:勉強ならSNR20dB台で足りる

家で勉強するなら、SNR20dB台の耳栓で家族の話し声やテレビの音はかなり遠くなります。

30dBを超える耳栓は、自習室でページをめくる音やペンの音まで気になる人向けです。

遮音値が高い耳栓ほど、自分の呼吸や、つばを飲み込む音が大きく聞こえやすくなります。

静かになりすぎて、かえって自分の体の音が気になる人もいます。

初めて買うなら、20dB台から試すほうが合わなかったときの違和感が小さく済みます。

素材:何度も使うならシリコン 使い捨てならフォーム

耳栓の素材は、大きく分けてシリコンとフォームの2種類です。

フォームはウレタンなどのスポンジで、指でつぶして耳に入れると中でふくらみます。

1ペア数十円から買えますが、汚れたら捨てる消耗品です。

毎日勉強で使うなら、水で洗って何か月も使えるシリコンのほうが結果的に安く済みます。

形状:付け外しが多いならイヤホン型が速い

フォームは耳に入れてからふくらむまで、数十秒ほど押さえておく必要があります。

イヤホン型のシリコン耳栓は、ひねりながら差し込むだけで付け終わります。

休憩のたびに外したり、家族に呼ばれて外したりする回数が多いなら、イヤホン型のほうが手間がかかりません。

サイズ:イヤーピースが3サイズ以上付くものを選ぶ

耳の穴の大きさは人によって違い、左右で違うこともあります。

合わないサイズを付けると、30分ほどで耳の入り口が痛くなってきます。

イヤーピースが3サイズ以上付いていれば、左右で別のサイズを付けることもできます。

収納:ケース付きなら机の上で失くさない

耳栓は小さいので、外して机に置くとノートの下や床に落ちてなくなりがちです。

ケースやポーチが付いた耳栓を選び、外したらすぐケースに入れる習慣にすると失くしません。

ケースに入れておけば、ほこりが付くのも防げます。

勉強用の耳栓はメーカーごとに得意な使い方が違う

今回の5つは、メーカーごとに作り方の考え方がはっきり分かれていました。

Loop:見た目と繰り返し使えることを重視する人向け

Loopはベルギーの耳栓メーカーで、輪の形をした耳栓で知られています。

耳に付けると輪の部分が外から見える形で、洗って繰り返し使えるシリコンの耳栓を中心に出しています。

同じシリーズでも、睡眠向け、会話向け、切り替えできるものと種類が分かれています。

Victor:遮音値の高さで選ぶならこのメーカー

VictorはJVCケンウッドのブランドで、ヘッドホンやイヤホンを長く作ってきたメーカーです。

イヤホンづくりの形状をそのまま耳栓に使っていて、今回の5つの中では遮音値がいちばん高い最大35dBでした。

ソニック:勉強のために作られた耳栓がある

ソニックは、定規や筆箱などを作っている文具メーカーです。

文具メーカーらしく、耳栓も「集中耳栓」という名前で学習向けに作られています。

音を消しすぎない弱めの遮音にしてあるのが、ほかのメーカーと違うところです。

家電アドバイザーが選んだ勉強用の耳栓おすすめ5選

ここからは、評価の高い順に5つを紹介します。

家で勉強するならLoop Quiet 2、自習室の小さな物音まで消したいならVictor EP-S433が合います。

1位「Loop Quiet 2」SNR24dBで付け外しが速い

Loop Quiet 2

定番としてよく名前の挙がるのが、このLoop Quiet 2です。

私も家で資格の勉強をするときに使っています。

遮音値はSNR24dBで、リビングのテレビの音が隣の部屋から聞こえるくらいの大きさまで下がりました。

家族に名前を呼ばれると、ちゃんと気づけます。

素材はやわらかいシリコンで、イヤーチップはXS、S、M、Lの4サイズが付いています。

私は右がM、左がSで、左右を変えてからは2時間付けっぱなしでも耳が痛くならなくなりました。

ひねって差し込むだけなので、付けるのに5秒もかかりません。

正直に言うと、買う前は3,000円台を耳栓に出す価値があるのか迷いました。

フォームの耳栓なら同じ金額で100ペア以上買えます。

ただ、半年ほど毎日使って、洗っても形が崩れていないので、今は高いとは思っていません。

気になるところは、輪の部分が耳から1cmほど出るので、図書館では耳栓を付けているのが周りから分かることです。

2位「DJcong 耳栓」SNR26dBでイヤーチップが4サイズ

DJcong 耳栓

DJcongは、評価の高いイヤホン型のシリコン耳栓です。

遮音値はSNR26dBで、Loop Quiet 2より少し高く、イヤーチップも4サイズ付いています。

ドイツのレッド・ドット賞を受けたデザインで、耳のくぼみに沿う立体的な形をしています。

レビューでは、横向きに寝ても耳が痛くなりにくいという声が多く、もともとは睡眠向けとして売れている耳栓です。

勉強で使うと、SNR26dBは話し声がかなり遠くなる強さなので、家族に呼ばれても気づけないことがあります。

家で使うなら、家族に「耳栓をしている」と伝えておくと安心です。

収納ポーチが付いていて、持ち歩いて図書館で使う人の口コミも見かけました。

3位「ソニック 集中耳栓」音読しながらの暗記に向く弱めの遮音

ソニック 集中耳栓

文具メーカーのソニックが、勉強用として作った耳栓です。

遮音はメーカーの表示でレベル2の中くらいで、周りの雑音を減らしながら自分の声は聞こえる強さにしてあります。

商品説明でも「音読しながらの暗記学習」に向くと書かれていて、英単語や年号を声に出して覚える人に合います。

イヤーピースはS、M、Lの3サイズで、シリコンのケースが付いています。

シリコン製なので、汚れたら水で洗えます。

販売店のレビューを見ると、「強く音を消す耳栓だと落ち着かなかったが、これはちょうどいい」という声がありました。

反対に、隣の席の話し声まで消したい人には弱すぎます。

1,000円前後で買えるので、初めての勉強用耳栓として試しやすい値段です。

4位「Victor EP-S433」最大35dBで自習室向き

Victor EP-S433

5つの中で遮音値がいちばん高いのが、最大35dBのVictor EP-S433です。

私は資格試験の前の2か月、有料の自習室に通っていて、そのときに買いました。

自習室は静かですが、静かだからこそ隣の人のページをめくる音や、キーボードを打つ音、椅子がきしむ音が耳に入ります。

Loop Quiet 2だとそのあたりの音がまだ聞こえていて、もう一段強いものが欲しくなったんです。

EP-S433を付けると、隣のキーボードの音はほとんど聞こえなくなりました。

エアコンの風の音も小さくなって、聞こえるのは自分の呼吸くらいです。

イヤーピースは低反発とシリコンの2種類が付いています。

低反発のほうが音はよく下がりましたが、夏は耳の中が少し蒸れました。

シリコンのほうは遮音が少し弱くなるかわりに、3時間付けていても蒸れが気になりませんでした。

私は冬は低反発、夏はシリコンと付け替えています。

本体の形はワイヤレスイヤホンとほぼ同じで、自習室でも耳栓だと気づかれにくいです。

キャリングポーチが付いていて、ペンケースにそのまま入る大きさでした。

弱いところもはっきりあります。

遮音が強いぶん、家で使うと家族に呼ばれても気づけないので、家で使うならLoop Quiet 2のほうが向いています。

値段も4,000円近くするので、5つの中では高いほうです。

それでも、自習室や図書館で小さな物音が気になって集中できない人には、今回の5つの中でこれ以上の選択肢はありませんでした。

5位「+d ミミペット」日本製で水洗いできるダックスフント形

+d ミミペット

ミミペットは、アッシュコンセプトの「+d」から出ているダックスフント形の耳栓です。

素材はシリコーンスポンジで、日本製で水で洗って繰り返し使えます。

耳に入れると、犬の胴体が耳の穴に入り、頭と尻尾が外に出る形になります。

見た目で選ぶ人が多い耳栓ですが、レビューを見ると「思ったより音が小さくなる」という声も目立ちました。

メーカーは遮音値を出していないので、数字で比べられないのは弱いところです。

正直、図書館で付けるには少し目立ちます。

家で勉強する中学生や高校生が、机に出しっぱなしにしておいても耳栓に見えないので、失くしにくいという使い方が合っています。

勉強用の耳栓5つの比較表 迷ったらLoop Quiet 2

家で使うならLoop Quiet 2、自習室ならVictor EP-S433、音読しながら覚えるならソニック 集中耳栓を選べば外しません。

遮音値に加えて、勉強で使うときに気になる3つの点を5段階で比べました。

商品名 遮音値 付け外しの速さ 呼ばれたときの気づきやすさ 図書館で目立たないか
Loop Quiet 2 SNR24dB ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆
DJcong 耳栓 SNR26dB ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆
ソニック 集中耳栓 レベル2(中) ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★☆
Victor EP-S433 最大35dB ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★★★★★
+d ミミペット 表示なし ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★☆☆☆

勉強用の耳栓は使う場所の音の大きさに合わせて選ぼう

勉強用の耳栓は、遮音値の高さではなく、使う場所の音の大きさに合わせて選ぶのが正解です。

家のリビングや自分の部屋なら20dB台、自習室や図書館で小さな音まで気になるなら30dB台が目安になります。

どれを選んでも、次の点には気をつけてください。

耳が痛くなったり、かゆくなったりしたら、その日は外して休ませてください。
家で使うときは、家族に耳栓をしていることを伝えておくと、呼ばれて気づかないことが減ります。
シリコンの耳栓は、週に1回ほど水で洗って乾かしてからケースに戻すと清潔に使えます。

耳栓は1,000円前後から買えるので、合うかどうか分からないうちは安いものから試して、物足りなければ遮音値が高いものに替えると無駄がありません。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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