イヤーピースの付け方を簡単に。斜めから入れて奥まで押す手順と、落ちないコツ

earpiece-tsukekata イヤホン・ヘッドホン

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新しいイヤーピースを買ったのに、イヤホンの軸に入らない。やっと付けたら耳からすぐ落ちる。どちらも付け方が原因のことが多いです。

イヤーピースをイヤホンに付ける簡単な手順、硬くて入らないときのやり方、耳への入れ方、外し方を、メーカーの公式ページとイヤホン専門メディアの説明をもとに書きます。

イヤーピースが付けにくい原因は3つ

final TWSイヤホン用イヤーピース TYPE E

付けにくいのは不器用だからではなく、やり方が合っていないことがほとんどです。原因は、正面からまっすぐ押している、イヤーピースの穴とイヤホンの軸(ステム)の太さが合っていない、シリコンが硬い、の3つです。

イヤーピースの穴は軸より少し小さく作られていて、伸ばしながら被せる部品です。まっすぐ押すと穴が広がらず、途中で止まります。軸の太さは機種ごとに違うので、別のイヤホン用のイヤーピースは入らないか、ゆるくて外れます。

イヤホンに付ける簡単な手順。斜めから入れて奥まで押す

手順1 左右を確かめる

イヤーピースには右用と左用があり、RとLの表示が付いている物があります。左右で形が違うタイプは、先に表示を見て分けておきます。表示が無い物は左右共通です。

手順2 根元を軽くつぶして、穴を楕円にする

イヤーピースの根元(軸に入る側)を指で持ち、軽くつぶします。穴が丸から楕円になると、縦方向に伸びやすくなって軸に入りやすくなります。イヤホン専門メディアのAppBankがこの方法を紹介しています。

手順3 軸に対して斜め上から差し込む

楕円にした穴の片側を、軸の先端に斜め上から引っかけます。オーディオテクニカの公式ページでも「新しいイヤピースを斜めから押し当てる」と説明されています。片側が掛かったら、残りを被せるように回し入れます。

手順4 内側を広げるように、奥までしっかり押し込む

公式ページの説明は「イヤピースの内側を広げるように強く押し込み、奥までしっかり取り付けてください」です。根元まで入っていないと、耳に入れたときにイヤーピースだけが耳に残る原因になります。付けたら軽く引っ張って、抜けないことを確かめます。

硬くて入らないときは、両手の爪で穴を広げる

手順2〜4でも入らない硬いシリコンは、次のやり方が使えます。イヤホンを耳側が上になるように置き、イヤーピースの穴の縁に両手の人差し指の爪を入れて、穴を広げたまま軸に一部を被せ、そのまま残りも被せます。

これはユーザーが公開している方法で、メーカーの推奨ではありません。爪で穴を広げるので、薄いイヤーピースは裂けることがあります。手順2〜4で入らないときだけ使ってください。

耳への入れ方。骨に沿って斜めに、奥まで入れる

SpinFit NEO シリコンイヤーピース

イヤホン側に付いたら、耳に入れます。耳の穴にまっすぐ押し込むのではなく、耳の骨に沿わせて少し斜めにしながら入れると、奥まで入って落ちにくくなります。

入れた後にすぐ落ちる、音が軽くて低音が出ない、という場合は、位置が手前すぎることが多いです。耳たぶを軽く後ろに引きながら入れ直すと、奥まで入ります。イヤホン専門メディアのランク王でも、落ちるときは奥まで入っているかを確かめるよう書かれています。

外し方。引っ張らず、根元から軸に沿って抜く

イヤーピースの先だけをつまんで引っ張ると、薄い部分が裂けます。外すときは根元を持ち、軸に沿って引き抜きます。きついときは、根元に爪を引っかけるようにして少しずつ外します。

オーディオテクニカの公式ページには、外したイヤーピースを付け直すときは確実に付いているかを確認するよう書かれています。イヤーピースが耳の中に残ったまま放置すると、けがや病気の原因になるためです。

素材別の付け方の違い。シリコンとフォーム

Shure Comply製 フォームイヤーピース

シリコン製は、上の手順そのまま

付属品の多くがシリコン製です。柔らかく耳への負担が少ない反面、遮音性はフォームより低めです。上の手順2〜4で付けられます。

フォーム製(低反発)は、つぶしてから耳に入れて待つ

ComplyなどのフォームはSHUREのような遮音性を重視するイヤホンに使われ、メーカーの説明では、指で細く転がしてつぶしてから耳に入れ、膨らんで耳にぴたりと付くまで数十秒待ちます。イヤホンへの取り付けは、シリコンより穴が硬いことが多いので、手順3の斜め差しを使います。

フォームは汗や皮脂で劣化が早く、数か月で交換が前提の消耗品です。

落ちる・外れるときの見直し4つ

サイズを1つ変える。海外製はSでも大きいことがある

付属のS、M、Lで合わなければ、1つ小さいか大きいサイズを試します。海外製はSでも女性や子どもには大きいことがあり、SSやXSを別売りで探す人もいます。

軸の太さを確かめてから別売り品を買う

別売りのイヤーピースは、対応する軸の太さ(内径)が商品ページに書かれています。自分のイヤホンの軸の太さと合わない物は、入らないか、すぐ外れます。買う前に、イヤホンの型番で対応表を確かめてください。

劣化したら交換する。汚れは定期的に外して洗う

公式ページの説明では、イヤーピースは消耗品で、外れやすくなるなどの劣化が見えたら交換の時期です。汚れが付いたまま使うと、イヤホン本体の音の出口が汚れて音質が落ちるので、定期的に外して手入れをします。

完全ワイヤレスは、ケースのふたが閉まるか確かめる

完全ワイヤレスイヤホンに別売りのイヤーピースを付けると、ケースのふたが閉まらない、充電の端子が当たらない、ということがあります。完全ワイヤレス専用と書かれた物を選ぶか、付けた後にケースに入れて充電が始まるかを確かめてください。

イヤーピースは「斜めから入れて奥まで押す」で付く

イヤホンに付けるときは、根元を軽くつぶして楕円にし、斜め上から差し込んで、内側を広げるように奥まで押し込む。耳に入れるときは、骨に沿って斜めに、奥まで。外すときは根元を持って軸に沿って抜く。この3つで、付かない・落ちるはほぼ解決します。

それでも落ちるなら、サイズと軸の太さを見直してください。硬くて入らないときの爪で広げる方法は、最後の手段として使います。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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