電子書籍リーダーの違いは画面と読めるストア 読む本で選ぶ

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電子書籍をスマホで読んでいて、目が疲れる、電池がすぐ減ると感じていませんか。

専用の電子書籍リーダーを考えても、タブレットとの違いや、端末ごとの違いが分かりにくいですよね。

違いは大きく分けて「画面の光り方」と「読めるストア」の2つです。ここを押さえると、自分に合う1台がすぐ決まります。

電子書籍リーダーとタブレットの違いは画面の光り方

Kindle Paperwhite

電子書籍リーダーの多くは、E Inkと呼ばれる電子ペーパーの画面を使っています。

タブレットやスマホは、画面の後ろから光を当てて文字を見せる液晶や有機ELです。

電子書籍リーダーは紙の本と同じように外からの光で文字を読むので、長く読んでも目が疲れにくいんです。

E Inkは画面を書き換えるときだけ電気を使います。そのため、1回の充電で数週間使える端末が多いです。

日差しの強い屋外でも、画面が見えにくくなりません。暗い場所では、画面の手前から照らすフロントライトで読めます。

項目 電子書籍リーダー タブレット
画面 E Ink(電子ペーパー) 液晶や有機EL
目の疲れ 少ない 長く読むと出やすい
電池の持ち 数週間 1日前後
色 白黒が中心 フルカラー
ページをめくる速さ ワンテンポ遅い 速い
読書以外 ほぼできない 動画やゲームもできる

重さも違います。電子書籍リーダーは200g前後の端末が多く、文庫本1冊に近い重さです。

10インチ前後のタブレットは400gを超えるものが多く、寝転んで片手で持つと腕が疲れやすくなります。

電車の中や布団の中で片手で読む時間が長い人ほど、この差は大きく感じるはずです。

小説なら電子書籍リーダー 漫画や雑誌ならタブレットが向く

文字が中心の小説やビジネス書をよく読むなら電子書籍リーダー、漫画や雑誌が多いならタブレットがおすすめです。

電子書籍リーダーは白黒の画面が中心です。カラーの端末もありますが、色はスマホよりかなり淡く見えます。

雑誌の写真やカラー漫画は、タブレットのほうが元の色のまま見られます。

もう1つの差は、画面の反応です。E Inkは書き換えにワンテンポかかるので、ページを次々に飛ばす読み方は苦手です。

小説を1ページずつ読むなら、この遅さはほとんど気になりません。

小説は、文字の大きさや行の間隔を好みに変えられます。文庫本の小さな字が読みにくい人は、ここも電子書籍リーダーを選ぶ理由になります。

漫画を見開きで読みたい人は、画面の大きさも見ておきましょう。6〜7インチは片手で持てて小説向き、10インチ前後なら漫画の見開きも読みやすくなります。

電子書籍リーダー同士の違いは読めるストアの数

BOOX Go 7

電子書籍リーダーは、大きく2つのタイプに分かれます。

1つは、決まった電子書籍ストア専用のタイプです。AmazonのKindle端末はKindleストア、楽天のKobo端末は楽天Koboのストアの本を読むために作られています。

専用タイプは、他のストアで買った本を読めません。Kindleで買った本をKobo端末で開くことはできず、その逆も同じです。

もう1つは、Androidが入った汎用タイプです。ストアのアプリを入れれば、複数のストアの本を1台で読めます。

ただし汎用タイプは、専用タイプより電池の減りが早く、操作の反応も遅めという声が多いです。

1つのストアでしか買わない人は専用タイプ、ストアを使い分けている人は汎用タイプが向いています。

読み放題のサービスを使いたい人も、ストアで端末が決まります。たとえばKindle Unlimitedの本は、Kindle端末かKindleアプリで読みます。

買った本がどのストアにあるかで選ぶ端末が決まる

画面や容量の話が先に来がちですが、実はいちばん先に見てほしいのがここです。

今まで買った電子書籍が多いストアに合わせて端末を選ぶと、買い直しをせずに済みます。

電子書籍は、買ったストアのアプリや端末でしか読めないのが基本です。端末を先に決めると、手持ちの本が読めないことがあります。

次の順に確かめてみてください。

  1. スマホに入っている電子書籍アプリを全部開く
  2. それぞれの本棚に、何冊入っているかを数える
  3. いちばん冊数が多いストアを決める
  4. そのストアの本が読める端末の中から選ぶ

2つ以上のストアに同じくらいずつ本があるなら、汎用タイプかタブレットを考えましょう。

漫画専門のストアで買った本は、ストア専用の電子書籍リーダーでは読めないことがあります。そのストアの本が多い人は、アプリが入る汎用タイプかタブレットを選んでください。

手持ちのPDFやEPUBを読むならファイル形式を先に確かめる

Kobo Clara BW

ストアで買った本だけでなく、自分で持っているPDFやEPUBのファイルを読みたい人もいますよね。

楽天KoboはEPUBとPDFを直接読めて、KindleはSend to Kindleで送ると読めるようになります。

楽天Koboのヘルプでは、EPUB、PDF、TXT、HTMLのほか、漫画用のCBZやCBRにも対応していると説明されています。

Kindleは、EPUBのファイルをそのまま入れても開けません。AmazonのSend to Kindleを使うと、EPUBやPDFを送って読めます。

Send to Kindleは、ウェブから送る場合は1ファイル200MBまでです。スキャンした本のように重いPDFは、送れないことがあります。

対応するファイル形式は、端末の世代やソフトの更新で変わることがあります。手持ちのファイルを読む予定がある人は、買う前に各社のヘルプページを確認してください。

容量は小説なら8GB 漫画なら32GB以上が目安

電子書籍リーダーの容量は、読む本の種類で必要な量が大きく変わります。

小説が中心なら8GBで数千冊入るので足ります。漫画や雑誌を多く入れるなら32GB以上を選びましょう。

漫画や雑誌は1冊が画像でできているので、小説の何倍もの容量を使います。

ストア専用タイプは、読み終わった本を端末から消しても、ストアの本棚からいつでも入れ直せます。

容量が足りなくなったら、読み終えた本から消していけば大丈夫です。

気をつけたいのは、あとから容量を増やせない端末が多いことです。microSDカードが使えない端末では、買うときに選んだ容量がそのまま上限になります。

漫画を何百冊も持ち歩きたい人は、少し大きめの容量を選んでおくと入れ替えの手間が減ります。

迷ったら読む本とストアの2つだけで決める

電子書籍リーダーの違いは、細かく見るとたくさんあります。

それでも最初に決めるのは、読む本の種類と、使うストアの2つだけで十分です。

小説が中心で1つのストアしか使わないなら、そのストア専用の電子書籍リーダーを選べば、まず困りません。

漫画や雑誌が多い人、ストアを使い分けている人は、汎用タイプかタブレットのほうが向いています。

画面の大きさ、防水、容量は、そのあとで決めていけばOKです。

お風呂で読みたいなら防水対応の端末を選びましょう。寝る前に読むことが多いなら、ライトの色を暖かい色に変えられる端末だと夜も読みやすくなります。

この順番で決めれば、買ってから「読みたい本が読めない」ということはまず起きません。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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