Amazonでオーディオブックを探すと、Audibleの案内ばかり出てきて話が進みませんよね。
聴き方は4通りあって、払う額もそれぞれ違います。
Amazonのオーディオブックの正体はAudibleです
Amazonが配信しているオーディオブックは、Audible(オーディブル)というサービスにまとまっています。
Amazonでオーディオブックを聴くというのは、ほぼAudibleを使うことと同じ意味なんです。
俳優や声優が朗読した作品が多くて、聴き放題の対象だけで数十万タイトルあります。
Audible自体は1995年に生まれた会社で、2008年にAmazonが買い取りました。
日本でのサービスは2015年に始まって、2025年6月に10周年を迎えています。
作品の総数は90万タイトル超え。そのうち数十万が聴き放題の対象です。
聴き放題じゃない作品もあるので、目当ての本がある人は作品ページの表示を先に見てくださいね。
カバーの右下に黄色い帯で「ONLY FROM audible」と入っている作品は、ここでしか聴けません。
同じ題名の朗読が他社から出ていることもありますが、その場合は読んでいる人も作っている人も別です。

Amazonの中に別サービスがある形なので、検索すると迷子になりやすいんですよね。
聴き方は4通り。料金と条件を並べて比較
Audibleに入らないとオーディオブックが聴けない、と思い込んでいる人がけっこう多いです。
会員にならず1冊ずつ買う道も、音楽サブスクのおまけで聴く道もありますよ。
| 聴き方 | 月にかかる額 | 聴ける量 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Audibleプレミアムプラン | 1,500円 | 対象作品が聴き放題。ポッドキャストも込み | 月に2冊以上聴く人 |
| Audibleスタンダードプラン | 880円 | 全タイトルから月に1冊選ぶ | 聴き放題じゃない本も狙いたい人 |
| 1冊ずつ買う | 0円(買った分だけ) | 買った作品だけ。ずっと手元に残る | 年に数冊しか聴かない人 |
| Amazon Music Unlimitedのおまけ | 音楽の会費だけ | 90万作品以上から毎月1冊 | もう音楽サブスクを払っている人 |
1冊ずつ買う場合は、Amazonのアカウントとクレジットカードがあれば会員登録なしで進めます。
プレミアムプランの会員なら、聴き放題じゃない作品を一般価格の30%引きで買えますよ。
登録から再生までの流れ
プランを選んで無料体験に申し込む
プレミアムにもスタンダードにも、30日間の無料体験が付いています。
Amazonのアカウントを持っていれば、住所や支払い情報の入力はほぼ省けます。
体験が終わると、退会しない限り毎月自動で更新されるので気をつけてくださいね。
アプリを入れて音質を落としておく
スマホにAudibleアプリを入れて、Amazonのアカウントでログインします。
先に設定から音質を標準へ下げておくと、通信量と本体の空き容量が半分くらいで済みます。
Wi-Fiでダウンロードしてから聴く
聴きたい作品をライブラリーに入れて、Wi-Fiにつないだ状態でダウンロードします。
そのまま再生すると通信量を食うので、外で聴く人ほどこの一手間が効いてきます。
再生速度は0.5倍から3.5倍まで動かせます。
正直、3倍は頭が追いつきません。実用書で1.5倍くらい、小説は等倍がちょうどいいです。

ダウンロードを忘れて電車で再生して、通信量が一気に飛んだことがあります。
音楽のサブスクだけで毎月1冊タダで聴ける
2025年6月26日から、Amazon Music Unlimitedの会員特典にオーディオブックが加わりました。
個人プランかファミリープランに入っていれば、90万作品以上から毎月1冊を追加料金なしで聴けます。
作品の長さに制限はないので、10時間超えの長編を選んでもOKです。
これ、控えめに言ってかなり得します。
会員の更新日を過ぎても、その月に選んだ作品はそのまま聴き続けられます。
そのうえで新しい1冊を選び直せるという太っ腹ぶりです。
アプリを行き来する必要もありません。
Amazon Musicアプリの上のほうにAudibleの項目が出るので、そこから入れます。
音楽サブスクをもう払っている人なら、実質タダで月1冊が増える形ですね。
月に1冊で足りる読書量なら、これだけで十分やっていけます。
退会と休会で手元に残るものが変わる
やめ方の話を先に知っておくと、登録するときの迷いが減ります。
1冊ずつ買った作品は退会後も聴けますが、聴き放題で聴いていた作品はダウンロード済みでも聴けなくなります。
この差はけっこう大きいので、手元に残したい本があるなら買っておくしかありません。
退会はブラウザからAudibleの公式サイトに入って、アカウントサービスから進めます。
アプリの中に退会の入り口がないので、ここで詰まる人がよくいるんですよね。
しばらく使わないだけなら、休会という手もあります。
- 12か月に一度だけ使えて、最大3か月まで止められる
- 1か月単位で期間を決められる
- 休会が終わると自動で再開して、更新日ごとに会費が請求される
忙しい時期だけ止めたい人には、退会より休会のほうがラクです。
支払いに使えるのはクレジットカードとデビットカードだけです。
コンビニ払いもキャリア決済もないので、カードを持っていない人はここで止まります。
その場合は、支払い方法を選べる他社サービスを見に行くほうが早いですよ。
月1,500円を払い続けないための使い分け
聴き放題は便利ですが、聴かない月があると取られ損になります。
月に何冊聴くかを自分で数えてから、どの聴き方にするか決め直すのが一番ムダがありません。
目安はこんな感じです。
- 月に2冊以上聴くなら、プレミアムプランで元が取れる
- 月に1冊だけなら、Amazon Music Unlimitedのおまけかスタンダードプラン
- 年に数冊だけなら、会員にならず1冊ずつ買えば足りる
読書の量って季節でけっこう変わりますよね。
通勤時間が長い時期はプレミアム、在宅が増えた時期は休会。この切り替えが現実的です。
年に何回か、2か月99円や3か月無料といった条件のいいキャンペーンも出ます。
急いで登録せず、そのタイミングを待つ手もありますよ。
この記事で参照した情報

音楽のサブスクをもう払っている人は、まずそっちの1冊から試すのが損しませんよ。

冊数を数えるだけで決まるなら、悩んでる時間のほうがもったいないですね。
みすずさんオーディオブックと音声メディアを得意とするプロライター。配信各社の公式案内や長期利用者への取材をもとに記事を書いています。料金と解約の条件を先に書くことを心がけています。


